スーパーの野菜売り場に、春の便りである新玉ねぎが並び始めました。
みずみずしくて、やわらかくて、火を入れたらとろける甘さ。
まるで“春のスイーツ”のような存在感の「新玉ねぎ」をご紹介します。
新玉ねぎとは?

一般的な玉ねぎは収穫後に数週間〜数ヶ月ほど乾燥・熟成させますが、
新玉ねぎは収穫してすぐに出荷される「生タイプ」。
その分水分が多く、辛味が少ないのが特徴。
スライスしてそのまま食べてもえぐみがなく、
「玉ねぎって、こんなに甘いの!?」と驚く方も少なくありません。
「新玉ねぎは生食がおすすめ」とよく聞くかもしれませんが、
その理由は新玉ねぎに含まれる栄養素にあります。
新玉ねぎの栄養素

様々な栄養が詰まった新玉ねぎに、特に豊富に入っているが「硫化アリル」。
硫化アリルは疲労回復効果や、血液をサラサラにする効果があります。
実は新玉ねぎは高血圧や糖尿病など、生活習慣病を予防するとても優秀な野菜なんです!
凄い効果を持っている硫化アリルですが、実は玉ねぎを切った時の辛みの元になる成分。
新玉ねぎは辛みが少ないためこの成分を摂取しやすいので、通常の玉ねぎよりも効率よく摂取できるのです。
硫化アリルを含めた新玉ねぎの様々な栄養素には弱点があります!
水にさらしすぎない
硫化アリルをはじめ、ビタミンB群、カリウム、アリシンetc…
これらは水に溶けやすい水溶性の栄養素となっており、長時間水にさらすと無くなってしまいます。
新玉ねぎは辛みが少なく甘みが強いため、スライスした生食が栄養成分の摂取最適とされています!
適度な加熱
硫化アリルなど一部の栄養素は熱に弱く、加熱しすぎると無くなってしまいます。
しかし、適度な加熱は寧ろプラス!
食物繊維が柔らかくなることに加え、適度に分解された栄養素はより体に吸収されやすくなります。
保存のコツ

新玉ねぎは水分が多く普通の玉ねぎより傷みやすいため、
冷蔵庫の野菜室で1週間〜10日を目安に使い切るのがおすすめ。
皮がむけているものは特に要注意。
新聞紙に包んで冷蔵すると、少し長持ちするのでぜひお試しください♪
千葉の新玉ねぎはひと味違う
千葉県は、全国でも有数の新玉ねぎの産地。
特に成田・香取・旭・八街などの地域では、土壌がよく日照時間も長いため、
甘みが強く、実がしっかりした玉ねぎが育ちます。
ありがとねっとでも、農家さん直送の新玉ねぎを期間限定で販売中。
温暖な気候と、ミネラルたっぷりの土壌で育った栄養価が高いとされている、九十九里の新鮮な新玉ねぎをお届け。
朝出荷※した新鮮な新玉ねぎが夕方に届くため、早速その日の夕ご飯から活躍できちゃいます!
※ 配送日は事前にご連絡いたします。
スタッフおすすめのシンプル調理3選
ありがとねっとのスタッフが、新玉ねぎを普段どのようにして食べているのかをご紹介します♪
贈答品
スライスして、かつお節とポン酢で

薄く切って軽く水にさらし、器に盛ってかつお節とポン酢をさっとかける。
火を使わない、春の一皿。
丸ごとレンチン+味噌だれ

皮をむいてラップで包み、600Wで5〜6分。
とろとろになった新玉に、味噌+みりんの甘辛だれを。
新玉ねぎのステーキ

大胆に輪切りにした新玉ねぎの両面に焼き目をつけたら、じっくりとタレ*で煮込む!
メインディッシュ級の甘さと香ばしさに♪
* 料理酒、みりん、醤油、白だし(本だし)を大さじ1ずつ。(お好みで砂糖をどうぞ)
春は短く、旬もあっという間に過ぎていきます。
今しか味わえない、やさしい甘さをぜひ一度、食卓へ。
千葉の春、ひとくちどうぞ。
ありがとねっとでお買い物
クリエイトファームの新玉ねぎ
